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『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』あらすじと感想を徹底解説!ペニーワイズの恐怖と少年たちの勇気に涙する

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』があなたを待っている
「ホラー映画って本当に怖いの?」と思っているあなた。
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は、ただ怖いだけのホラー映画ではありません。
この作品は、スティーヴン・キングの傑作小説を映像化した2017年公開の映画で、世界中で大ヒットを記録しました。
赤い風船を持ったピエロ・ペニーワイズの恐怖と、少年たちの勇気と友情が交錯する物語は、観る者の心に深く刻まれますよ。
今回は、この映画の詳細なあらすじから、実際に観た感想、見どころまで徹底的に解説していきます。
ネタバレを含む内容になっていますので、まだ観ていない方はご注意くださいね。
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の基本情報
まずは映画の基本情報からチェックしていきましょう。
作品概要
原作はホラー小説の巨匠スティーヴン・キングが1986年に発表した長編小説『IT』です。
本作は2017年に公開され、アンディ・ムスキエティ監督によって映像化されました。
公開当時、ホラー映画史上最高のオープニング興行収入を記録し、全世界で7億ドル以上の興行収入を叩き出しています。
続編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は2019年に公開され、2部作として完結しました。
物語の舞台と時代背景
舞台はアメリカ・メイン州の田舎町デリー。
時は1988年から1989年の夏にかけてです。
この町では子供の失踪事件が相次いでおり、住民たちは恐怖に怯えていました。
午後7時以降の外出禁止令が出されるほど、町全体が異様な緊張感に包まれているんです。
そんな中、7人の少年少女たちが「それ」と対峙することになります。
詳細なあらすじ(ネタバレ注意)
ここからは映画のあらすじを詳しく解説していきます。
結末まで含むネタバレがありますので、注意してくださいね。
衝撃のオープニング ジョージーの悲劇
1988年10月、激しい雨が降る日のこと。
風邪で寝込んでいた兄ビルは、弟ジョージーのために紙の船を作ってあげました。
黄色いレインコートを着たジョージーは、嬉しそうに雨の中へ飛び出していきます。
街路を流れる水に船を浮かべて遊んでいたジョージーでしたが、船は排水溝に流れ込んでしまいました。
排水溝を覗き込むジョージー。
すると、そこには赤い風船を持ったピエロがいたんです。
そのピエロの名前はペニーワイズ。
「一緒に遊ぼう」と優しく語りかけるペニーワイズに、ジョージーは警戒しながらも惹かれていきます。
船を返してもらおうと手を伸ばした瞬間、ペニーワイズはジョージーの腕に噛みつきました。
腕を食いちぎられたジョージーは、悲鳴を上げながら這って逃げようとします。
しかし、排水溝から伸びてきたペニーワイズの手に捕まれ、闇の中へと引きずり込まれてしまったんです。
このオープニングシーンは、映画全体のトーンを決定づける衝撃的な場面でした。
ビルと仲間たち ルーザーズ・クラブの結成
弟を失ったビルは、深い悲しみと罪悪感に苦しんでいました。
なぜなら、ビルは実は仮病を使って弟と遊ぶのを避けていたからです。
その日にジョージーが一人で外に出てしまったのは、自分のせいだと感じていたんですね。
それから約8ヶ月後の1989年6月、学校は夏休みに入りました。
ビルには仲の良い友達が3人いました。
大きなメガネをかけて冗談ばかり言うリッチー、過保護な母親に育てられた病弱なエディ、ユダヤ教徒の真面目なスタンリーです。
彼らはいつも一緒につるんでいましたが、学校では「負け犬たち(ルーザーズ)」と呼ばれていました。
仲間が増えていく
そこに新たなメンバーが加わっていきます。
転校生で太っている孤独な少年ベン。
彼は学校のいじめっ子ヘンリー・バワーズに執拗に狙われていました。
ある日、ベンは図書館でデリーの歴史を調べているうちに、この町で27年周期で子供の失踪事件が起きていることを発見します。
そして、学校で「あばずれ」という噂を流され孤立している少女ベバリー。
実際の彼女はそんな子ではなく、父親から虐待を受けている被害者でした。
ベンとベバリーは偶然出会い、惹かれ合います。
さらに、黒人で祖父と暮らすマイクも仲間に加わりました。
こうして7人の「ルーザーズ・クラブ」が結成されたんです。
「それ」との遭遇
少年少女たちは、それぞれ不気味な体験をするようになります。
ビルは自室でジョージーの幻影を見ました。
ベバリーは自宅のバスルームで、排水溝から大量の血が噴き出す恐怖を体験します。
エディは廃屋でハンセン病患者の姿をした怪物に襲われました。
マイクは火事で死んだ両親の幻影に苦しめられます。
それぞれが見る恐怖の対象は異なりましたが、共通していたのは「ピエロの姿」でした。
少年たちは次第に気づいていきます。
この町には何か恐ろしいものが潜んでいて、自分たちはそれに狙われているのだと。
ペニーワイズの正体
調査を進める中で、彼らはペニーワイズの正体に迫ります。
ペニーワイズは古代から存在する邪悪な存在で、27年ごとに目覚めて子供たちを襲うのです。
子供たちを恐怖で満たしてから食べる、それがペニーワイズの目的でした。
恐怖を感じている子供の方が「美味しい」からなんですね。
そしてペニーワイズの住処は、デリーの下水道の奥深く、廃屋となった古い屋敷の地下にありました。
決戦 廃屋への突入
いじめっ子ヘンリーはペニーワイズに操られ、狂気に駆られてルーザーズを襲撃します。
マイクが重傷を負い、ベバリーは廃屋に連れ去られてしまいました。
仲間を救うため、ビルたちは恐怖の廃屋へと乗り込んでいきます。
その直前、ビルは仲間たちにこう語りました。
「家に帰るたびにジョージーがいないのを実感するんだ。服もおもちゃもあるのに、弟はいない。だから僕にとっては、この家に入るよりあいつのいない家に帰る方が怖いんだ」
この言葉に、仲間たちは深く心を動かされます。
そして全員で廃屋へと突入していったんです。
クライマックスと結末
廃屋の地下深く、そこは無数の子供たちの遺品が積み重なった地獄のような場所でした。
ペニーワイズは少年たちを個別に襲い、それぞれの恐怖を見せつけて分断しようとします。
ビルの前には、死んだはずのジョージーが現れました。
「一緒に帰ろう」と語りかけるジョージー。
しかしビルは、ある決定的な違和感に気づきます。
かつてビルはジョージーに「船は女性名詞だから”she”で呼ぶ」と教えました。
しかし目の前のジョージーは船を”it”と呼んだんです。
その瞬間、ビルは確信しました。
これは偽物だ、本物のジョージーはもう死んでしまったのだと。
ビルが恐怖を克服したことで、ペニーワイズの力は弱まります。
7人が団結し、「お前は怖くない」と宣言したとき、ペニーワイズは苦しみ始めました。
恐怖こそがペニーワイズの力の源だったからです。
最終的に、ペニーワイズは深い井戸の底へと落ちていきました。
ベバリーも救出され、7人は無事に地上へと戻ります。
別れと誓い
夏の終わり、草原で円陣を組む7人。
彼らは互いの手のひらに傷をつけ、血の誓いを立てました。
「もしペニーワイズが戻ってきたら、必ずまたここに集まって戦おう」と。
そして、それぞれの未来へと歩み始めます。
ベバリーはビルに別れのキスをして、叔母の住む町へと旅立ちました。
27年後、彼らは大人になって再びこの町に集うことになるのですが、それは続編『IT THE END』で描かれる物語です。
実際に観た感想・評価
ここからは、実際にこの映画を観た私の率直な感想をお伝えしていきますね。
想像以上に「怖い」
正直に言いますと、めちゃくちゃ怖かったです。
ペニーワイズの不気味さは尋常ではありません。
あの独特の笑い声、異様に大きく開く口、突然現れるタイミング。
どれをとっても背筋が凍る恐怖を感じました。
特に印象的だったのは、映写機のシーンですね。
古いスライド写真を見ていると、突然ペニーワイズが写真の中から動き出す。
あのシーンは本当に声が出そうになりました。
ただし、「怖いだけ」の映画ではないんです。
青春映画としての素晴らしさ
この映画を観て強く感じたのは、「スタンドバイミー」との共通点でした。
少年たちの何気ない会話、冗談の言い合い、思春期特有の不器用さ。
そういった青春要素がしっかりと描かれているんです。
ベンがベバリーに恋する様子は微笑ましく、リッチーの軽口は時に笑いを誘います。
エディの心配性な性格も愛おしく感じられました。
7人それぞれが抱える家庭の問題も丁寧に描写されていて、彼らが「負け犬」として集まる理由に納得がいきます。
そして最後、草原で円陣を組んで誓いを立てるシーン。
あそこでは涙が出そうになりました。
ホラー映画を観て感動するなんて、予想外でしたよ。
子役たちの演技力に脱帽
この映画の成功は、子役たちの演技力に負うところが大きいでしょう。
特にビル役のジェイデン・リーベラーは素晴らしかったです。
吃音症を抱える内気な少年でありながら、仲間を守るために立ち上がるリーダー。
その成長が説得力を持って伝わってきました。
ベバリー役のソフィア・リリスも印象的でしたね。
強さと脆さを併せ持つ少女を見事に演じていました。
そしてペニーワイズを演じたビル・スカルスガルド。
CGに頼らない生身の演技で、あれほどの恐怖を生み出せるのは本当に驚異的です。
グロテスクな描写について
冒頭のジョージーの腕が食いちぎられるシーンは、かなり衝撃的でした。
幼い子供があのような目に遭うのは、観ていて辛いものがあります。
ベバリーの自宅バスルームで血が噴き出すシーンも、視覚的にかなりキツイですね。
ホラー映画が苦手な方には、少しハードルが高いかもしれません。
ただ、グロさだけを追求した作品ではないので、ストーリーに引き込まれれば乗り越えられると思いますよ。
音楽と効果音の効果
この映画の恐怖を倍増させているのが、音楽と効果音です。
静寂から突然の大音量、不協和音の使用。
これらが絶妙なタイミングで挿入されることで、観る者の心臓を鷲掴みにします。
ピアノの音色が不吉に響くシーンも印象的でしたね。
サウンドデザインの重要性を改めて実感した作品でした。
この映画の見どころ・魅力
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』には、数多くの魅力が詰まっています。
ペニーワイズというキャラクターの完成度
ペニーワイズは、間違いなく映画史に残る名悪役です。
ピエロという本来楽しいはずの存在が、ここまで恐怖の象徴になるとは。
彼の不気味さは、派手な動きだけでなく、静かに佇むシーンでも際立っています。
赤い風船、黄色いレインコート、そしてあの笑顔。
すべてが恐怖の記号として機能しているんです。
27年周期という設定の巧みさ
ペニーワイズが27年ごとに目覚めるという設定は、非常に効果的でした。
これにより、過去と現在が繋がり、歴史の連続性が生まれます。
また、子供時代と大人時代という対比も可能になりました。
続編で大人になった彼らが再び戦うという展開への期待も高まりますね。
恐怖の個別化
ペニーワイズは、それぞれの子供が恐れるものに姿を変えます。
ビルにとっては死んだ弟、エディにとってはハンセン病患者、ベバリーにとっては父親。
この「個別化された恐怖」という設定が、物語に深みを与えています。
観客も自分だったら何が怖いかと考えてしまうんですよ。
友情と成長の物語
ホラーの皮を被った成長物語、それがこの映画の本質だと思います。
それぞれが抱える心の傷、家庭の問題。
それらを乗り越え、仲間と共に恐怖に立ち向かっていく。
その過程で少年少女たちは確実に成長していきました。
だからこそ、観終わった後に爽快感があるんですね。
1980年代の雰囲気
映画の舞台は1988年から1989年。
当時の音楽、ファッション、町の雰囲気が丁寧に再現されています。
ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックへの言及や、映画「グレムリン」のポスターなど、細かい部分まで作り込まれていました。
80年代を知る世代には懐かしく、知らない世代には新鮮に映る時代設定です。
続編『IT THE END』について
2019年に公開された続編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』では、27年後の物語が描かれます。
大人になったルーザーズ・クラブのメンバーたちが、再びデリーに集まってペニーワイズと最終決戦を繰り広げるんです。
子供時代と大人時代を交互に描く構成で、より深い物語が展開されますよ。
第1作を気に入った方は、ぜひ続編も観ることをおすすめします。
2部作を通して観ることで、この壮大な物語の全貌が明らかになるんです。
配信サービスで視聴する方法
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』を今すぐ観たいという方のために、配信情報をお伝えしますね。
主要な配信サービス
この映画は複数の動画配信サービスで視聴可能です。
U-NEXTでは見放題作品として配信されています。
31日間の無料トライアル期間があるので、その期間内なら無料で視聴できますよ。
Netflixでも見放題配信中です。
すでにNetflixに加入している方は、すぐに観られますね。
Amazonプライム・ビデオでは、レンタルまたは購入という形での視聴が可能です。
プライム会員の方は、レンタル料金が少し安くなることがあります。
Huluでも見放題で配信されていることがあるので、チェックしてみてください。
おすすめはU-NEXT
個人的におすすめなのはU-NEXTです。
なぜなら、『IT』シリーズの続編や、2025年に配信開始された前日譚ドラマ『IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー』もまとめて観られるからなんです。
特に前日譚ドラマは、U-NEXTの独占配信となっています。
映画だけでなく、関連作品も一気に楽しみたい方には最適ですよ。
配信状況は時期によって変わることがあるので、視聴前に各サービスの公式サイトで最新情報を確認してくださいね。
こんな人におすすめ
この映画は、次のような方にぜひ観ていただきたいです。
ホラー映画が好きな人
当然ながら、ホラー映画ファンには外せない作品です。
古典的な恐怖演出と現代的な映像技術が融合した、完成度の高いホラーですよ。
青春映画が好きな人
「スタンドバイミー」や「グーニーズ」のような青春冒険映画が好きな方にもおすすめです。
少年少女たちの友情と成長が丁寧に描かれているので、感動できますよ。
スティーヴン・キング作品のファン
原作者スティーヴン・キングのファンなら、必見の作品でしょう。
彼の描く「日常に潜む恐怖」が見事に映像化されています。
怖いけど感動もしたい人
ただ怖いだけでなく、心温まる要素も欲しいという方にぴったりです。
恐怖と感動のバランスが絶妙なんですよ。
逆におすすめできない人
極端にホラーが苦手な方、グロテスクな描写が全くダメな方には、正直おすすめしづらいです。
特に冒頭のシーンはかなり衝撃的なので、心の準備が必要ですよ。
また、ピエロ恐怖症の方は、この映画を観るとさらに症状が悪化する可能性があります。
無理に観る必要はないので、自分の心と相談してくださいね。
まとめ:あなたもルーザーズの仲間になろう
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は、単なるホラー映画の枠を超えた傑作です。
ペニーワイズの恐怖、少年少女たちの勇気、そして友情の力。
これらすべてが高いレベルで融合し、観る者の心を揺さぶります。
怖いシーンもたくさんありますが、それ以上に心に残るのは、仲間と共に困難に立ち向かう姿なんですよ。
誰もが持つ内なる恐怖と向き合い、それを乗り越えていく。
その普遍的なテーマが、この映画を特別なものにしています。
まだ観ていない方は、ぜひ一度勇気を出して観てみてください。
きっと、観終わった後には「観てよかった」と思えるはずです。
そして、あなたもルーザーズ・クラブの一員になったような気持ちを味わえるでしょう。
恐怖の先にある感動を、ぜひその目で確かめてくださいね。
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