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スクリームのあらすじと感想を徹底解説!犯人の正体と動機、見どころをネタバレありで紹介

映画『スクリーム』とは?ホラー映画の常識を覆した傑作
1996年に公開された映画『スクリーム』は、ホラー映画というジャンルそのものを再定義した革新的な作品です。
監督は「エルム街の悪夢」で知られるウェス・クレイヴン。この映画は、ホラー映画のお約束を登場人物が熟知しているという、メタ的な視点を取り入れた斬新な構成で、全世界に衝撃を与えました。
白い骨のようなマスク「ゴーストフェイス」を被った殺人鬼が、電話越しにホラー映画のクイズを出題しながら高校生たちを次々と襲っていくという設定は、当時のホラー映画界に新たな風を吹き込んだのです。
この記事では、『スクリーム』のあらすじを詳しく解説し、実際に視聴した感想をお届けします。
※この記事には映画『スクリーム』の重大なネタバレが含まれていますので、未視聴の方はご注意ください。
『スクリーム』基本情報
作品データ
原題:Scream
公開年:1996年
上映時間:約111分
製作国:アメリカ
監督:ウェス・クレイヴン
脚本:ケヴィン・ウィリアムソン
ジャンル:ホラー、スラッシャー、ミステリー
主要キャスト
ネーヴ・キャンベル(シドニー・プレスコット役)
デヴィッド・アークエット(デューイ・ライリー役)
コートニー・コックス(ゲイル・ウェザーズ役)
スキート・ウールリッチ(ビリー・ルーミス役)
マシュー・リラード(スチュワート・マッチャー役)
ローズ・マッゴーワン(テイタム・ライリー役)
ジェイミー・ケネディ(ランディ・ミークス役)
ドリュー・バリモア(ケイシー・ベッカー役)
『スクリーム』あらすじ(ネタバレなし)
カリフォルニア州の静かな田舎町ウッズボロー。
ある夜、高校生のケイシー・ベッカーの元に不審な電話がかかってきます。
最初は他愛のない会話だったものの、次第に電話の相手は恐ろしい本性を現し、ホラー映画に関するクイズを出題してきます。
「『13日の金曜日』の殺人鬼は誰か」という質問に間違えたケイシーは、恋人のスティーブとともに、ゴーストフェイスの仮面を被った謎の殺人鬼によって惨殺されてしまうのです。
事件は町中を震撼させ、同じ高校に通う女子生徒シドニー・プレスコットの元にも、不審な電話がかかってきます。
シドニーは1年前に母親を殺害されたという悲しい過去を持っていました。
犯人は逮捕されていましたが、事件を取材するTVリポーターのゲイル・ウェザーズは「冤罪の可能性がある」と主張しており、もし本当なら真犯人は野放しのままということになります。
シドニーの恋人ビリーや親友のテイタム、その兄で保安官代理のデューイたちが彼女を守ろうとしますが、殺人鬼の魔の手は確実に迫ってきます。
果たして、ゴーストフェイスの正体は誰なのか。
そして、シドニーは生き延びることができるのでしょうか。
『スクリーム』詳細あらすじ(ネタバレあり)
ここからは、映画のラストまで含めた詳細なあらすじを解説していきます。
衝撃の幕開け!ドリュー・バリモアの運命
映画は高校生のケイシー・ベッカー(ドリュー・バリモア)が自宅で一人、ホラー映画を観ようとしているシーンから始まります。
電話がかかってきて、最初は間違い電話かと思われましたが、相手は「君の好きな怖い映画は何?」と尋ねてきます。
会話は次第にエスカレートし、電話の相手は「今、君を見ている」と告げるのです。
恐怖におののくケイシーに、電話の相手はホラー映画クイズを出題します。
「『13日の金曜日』の殺人鬼は誰か?」
ケイシーは「ジェイソン」と答えますが、これは不正解。
第1作の殺人鬼はジェイソンの母親だったのです。
間違えた罰として、ケイシーの恋人スティーブが目の前で惨殺され、ケイシー自身も両親が帰宅する直前に殺害されてしまいます。
ポスターの中心に配置されていたドリュー・バリモアが、まさかの冒頭退場という展開に、当時の観客は度肝を抜かれました。
シドニーを狙う殺人鬼
翌日、ウッズボロー高校は事件の話題で持ちきりになります。
主人公のシドニー・プレスコットは、1年前に母親のモーリーンを惨殺されたという過去を持っていました。
犯人とされるコットン・ウェアリーは逮捕されましたが、TVリポーターのゲイル・ウェザーズは冤罪説を唱える本を出版しており、シドニーとゲイルの間には確執がありました。
その夜、一人で家にいたシドニーの元に不審な電話がかかってきます。
そして、ゴーストフェイスの仮面を被った殺人鬼が襲ってくるのです。
シドニーは「ホラー映画のヒロインはなぜ二階に逃げるのか」と疑問を口にしていましたが、いざ自分が襲われると、扉が開かず電話もつながらないという状況に追い込まれ、結局二階に逃げざるを得なくなります。
機転を利かせてパソコンから警察に通報し、なんとか難を逃れたシドニー。
その直後、恋人のビリー・ルーミスが窓から部屋に入ってきますが、彼の手から携帯電話が落ちるのをシドニーは目撃します。
ビリーは警察に連行され、容疑者として取り調べを受けることになりました。
ビリーの疑いが晴れる?
しかし、ビリーが留置されている間にも、シドニーの元に例の不気味な電話がかかってきます。
これによりビリーのアリバイが成立し、彼は釈放されます。
一方、シドニーの父親が出張先から連絡が取れなくなり、新たな容疑者として浮上してきました。
校長が殺害されたことで高校は休校となり、ビリーの親友スチュワート・マッチャーが自宅でパーティを開くことになります。
シドニーや親友のテイタム、映画オタクのランディ、そしてテイタムの兄で保安官代理のデューイとゲイルも周辺に集まり、物語はクライマックスへと向かっていきます。
パーティ会場での惨劇
スチュの豪邸で開かれたパーティ。
町には夜間外出禁止令が出され、多くの学生は校長の遺体を見に高校へ向かったため、会場に残ったのはわずかな人数だけでした。
映画オタクのランディは、ホラー映画で生き残るためのルールを解説します。
「セックスをしてはいけない」
「お酒やドラッグは禁物」
「すぐ戻ると言った者は死ぬ」
しかし、そのルールをあざ笑うかのように、次々と惨劇が起こります。
ガレージにビールを取りに行ったテイタムが、ペットドア付きのガレージシャッターに挟まれて殺害されます。
デューイはゲイルと森の中で怪しい車を発見しますが、それはシドニーの父親の車でした。
慌ててスチュの家に戻るデューイですが、背後から刺されてしまいます。
一方、二階の寝室でビリーと初めての関係を持ったシドニー。
しかし直後、ゴーストフェイスが現れ、ビリーは何度も刺されて「殺害」されてしまいます。
衝撃の真実!犯人の正体と動機
パニックに陥るシドニーですが、外に逃げ出した彼女を待っていたのは、さらなる恐怖でした。
ゲイルのカメラマン、ケニーが喉を切り裂かれて殺害されており、デューイも血まみれで倒れています。
シドニーは仕方なくスチュの家に戻りますが、そこで信じられない光景を目にします。
死んだはずのビリーが生きていたのです。
そして、ビリーとスチュが揃って本性を現します。
二人こそが、ゴーストフェイスの正体だったのです。
ビリーの動機は、シドニーの母モーリーンとビリーの父親が浮気関係にあり、それを知ったビリーの母親が家を出ていってしまったことへの復讐でした。
1年前にモーリーンを殺害したのもビリーとスチュであり、今回はシドニーも殺害してすべての罪を出張中に誘拐したシドニーの父親に着せる計画だったのです。
スチュの動機はビリーに比べると曖昧で、「みんなからのプレッシャー」と語る程度でしたが、元恋人のケイシーに振られた腹いせという側面もあったようです。
逆転劇!シドニーの反撃
二人は互いに腹を刺し合い、襲撃を受けたように偽装しようとしますが、予想以上に深く刺してしまい「痛い、死ぬかも」と弱音を吐き始めます。
このスキに、シドニーは反撃に出ます。
ランディも加勢し、混乱の中でゲイルも車で駆けつけて助けに入ります。
最終的に、シドニーはビリーの額に銃弾を撃ち込み、スチュはテレビを顔面に落とされて感電死します。
こうして、ウッズボローを震撼させた連続殺人事件は幕を閉じたのです。
朝日が昇る中、警察や救急車が到着し、シドニーは生き延びることができました。
背中を刺されたデューイも一命を取り留めていたことが明らかになります。
事件はニュースとして全米に報道され、ゲイルは現場からリポートを続けるのでした。
『スクリーム』を観た感想
実際に『スクリーム』を視聴して、この作品がなぜホラー映画の金字塔と呼ばれるのかを実感しました。
ホラー映画の常識を逆手に取った革新性
この映画の最大の魅力は、登場人物たちがホラー映画の「お約束」を知っているという設定です。
「なぜヒロインは二階に逃げるのか」
「殺人鬼から逃げるなら外に出て助けを呼べばいいのに」
観客が常々感じていた疑問を、劇中のキャラクター自身が口にするのです。
しかし、いざ自分がその状況に置かれると、電話は繋がらず、ドアは開かず、結局は二階に逃げるしかないという現実が描かれています。
これは単なるパロディではなく、ホラー映画というジャンルへの深い理解と愛情から生まれた演出だと感じました。
犯人当てのミステリ要素が秀逸
『スクリーム』はホラー映画でありながら、「犯人は誰か」というミステリ要素も持ち合わせています。
ビリーは最初から怪しさ全開なのですが、一度は容疑が晴れ、その後「殺害」されることで、観客の疑惑を巧みにかわします。
そして、実は生きていたという展開と、スチュとの共犯だったという二段構えの驚きが用意されているのです。
二人の犯人という設定により、神出鬼没に各所で殺人を繰り返すゴーストフェイスの動きにも説得力が生まれました。
ドリュー・バリモアの衝撃的な使い方
当時、大スターだったドリュー・バリモアが、ポスターの中心に配置されているにもかかわらず、冒頭約10分で退場するという演出は、映画史に残る衝撃でした。
「この映画では誰も安全ではない」というメッセージを、最も効果的な形で観客に伝えたのです。
ケイシーのシーンは、電話を使った心理的恐怖と、最終的な惨殺という身体的恐怖の両方を描き、映画全体のトーンを完璧に設定しています。
キャラクターの魅力
シドニーは単なる被害者ではなく、最終的には自分の手で犯人たちを倒す強さを持ったヒロインです。
母親を殺された過去を乗り越え、恋人に裏切られながらも生き抜く姿は、多くの観客の共感を呼びました。
また、ゲイル・ウェザーズの上昇志向の強いキャリアウーマンとしての描写や、デューイの少し頼りないけれど誠実な人柄も印象的でした。
映画オタクのランディは、ホラー映画のルールを解説する狂言回しとしての役割を果たし、メタ的な視点を作品に持ち込む重要なキャラクターです。
恐怖とユーモアのバランス
『スクリーム』は、本格的なホラー映画でありながら、随所にユーモアが散りばめられています。
ビリーとスチュが互いを刺し合うシーンで「痛い、死ぬかも」「また親に怒られる」と弱音を吐く場面は、緊張感の中にも笑いを誘います。
この絶妙なバランスが、作品を何度も観たくなる中毒性につながっているのです。
1990年代のホラー映画界への影響
『スクリーム』は、1990年代に低迷していたスラッシャー映画というジャンルを復活させました。
それまでマンネリ化していたホラー映画に、新しい視点と洗練された脚本を持ち込んだことで、その後のホラー映画の作り方に大きな影響を与えたのです。
『スクリーム』の見どころポイント
ゴーストフェイスのデザインの秀逸さ
白い骨のような仮面と黒いローブという、シンプルながらも強烈な印象を残すビジュアルは、ホラー映画史に残るアイコンとなりました。
ムンクの「叫び」を思わせるデザインは、親しみやすさと不気味さを兼ね備えています。
電話を使った心理的恐怖
1990年代という、携帯電話が普及し始めた時代設定を活かし、電話というツールを効果的に恐怖演出に使っています。
声だけで恐怖を煽り、「今君を見ている」という言葉で被害者を追い詰める手法は、非常に効果的です。
ホラー映画のルール解説
ランディが解説する「ホラー映画で生き残るためのルール」は、作品の大きな見どころの一つです。
処女性の保持、酒やドラッグの禁止、「すぐ戻る」というセリフの危険性など、ホラー映画ファンなら思わず頷いてしまうルールが紹介されます。
伏線の張り方と回収
ビリーの携帯電話、シドニーの父親の失踪、モーリーンの過去など、随所に散りばめられた伏線が、ラストで見事に回収されます。
二度目の視聴では、犯人の正体を知った上で伏線を追う楽しみもあります。
シリーズ化への期待
『スクリーム』は大ヒットを記録し、その後続編が次々と制作されました。
シドニー、ゲイル、デューイという三人のキャラクターは、シリーズを通して成長していきます。
第1作を観て気に入ったら、ぜひシリーズ全体を追いかけてみることをおすすめします。
『スクリーム』はどこで観られる?配信情報
『スクリーム』は、現在複数の動画配信サービスで視聴可能です。
見放題で配信中のサービス
U-NEXTでは、『スクリーム』を見放題作品として配信しています。
31日間の無料トライアル期間があるため、初めて登録する方は無料で視聴できますよ。
WOWOWオンデマンドでも見放題配信中です。
Huluでも視聴可能ですので、すでに加入している方はチェックしてみてください。
レンタル・購入で視聴できるサービス
Amazon Prime Videoでは、レンタル(約400〜500円)または購入での視聴が可能です。
Apple TVでも購入・レンタルに対応しています。
ビデオマーケットやmusic.jpなどでも配信されていますので、お好みのサービスを選んでみてください。
シリーズ作品もチェック
『スクリーム』は現在、シリーズ6作目まで公開されており、多くの配信サービスでシリーズ作品も視聴可能です。
第1作が気に入ったら、ぜひシリーズ全体を楽しんでみましょう。
特に『スクリーム2』『スクリーム4』は評価が高く、根強いファンが多い作品です。
よくある質問
『スクリーム』は怖いですか?
『スクリーム』は本格的なホラー映画ですが、過度に残酷な描写よりも、心理的な恐怖や緊張感を重視した作りになっています。
ホラー映画初心者でも比較的観やすい作品と言えますが、殺害シーンにはスプラッター描写も含まれますので、苦手な方は注意が必要です。
『スクリーム』の犯人は誰ですか?
犯人はシドニーの恋人ビリー・ルーミスと、彼の親友スチュワート・マッチャーの二人です。
動機は、シドニーの母モーリーンとビリーの父親の浮気が原因で、ビリーの母親が家を出ていったことへの復讐でした。
『スクリーム』を観る順番は?
基本的には公開順に視聴するのがおすすめです。
1作目『スクリーム』(1996年)から始めて、『スクリーム2』(1997年)、『スクリーム3』(2000年)、『スクリーム4』(2011年)、『スクリーム』(2022年/第5作)、『スクリーム6』(2023年)と続きます。
ゴーストフェイスの正体は毎回同じですか?
いいえ、シリーズ各作品で犯人は異なります。
ゴーストフェイスは特定の人物ではなく、仮面とコスチュームを身につけた殺人鬼の総称です。
各作品で新たな犯人が登場し、それぞれ異なる動機を持っています。
『スクリーム』は実話ですか?
いいえ、『スクリーム』は完全なフィクションです。
ただし、脚本家のケヴィン・ウィリアムソンは、1990年代に発生した連続殺人事件などからインスピレーションを得たと語っています。
まとめ:『スクリーム』はホラー映画の新時代を切り開いた傑作
映画『スクリーム』は、ホラー映画の常識を覆し、ジャンルそのものに革命をもたらした作品です。
カリフォルニア州ウッズボローを舞台に、ゴーストフェイスの仮面を被った殺人鬼が高校生たちを襲うというストーリーは、一見するとよくあるスラッシャー映画のようですが、登場人物たちがホラー映画のルールを知っているというメタ的な視点が、この作品を特別なものにしています。
犯人であるビリーとスチュの二人組という設定は、神出鬼没に現れる殺人鬼の動きに説得力を与え、ミステリ要素も加わることで、最後まで飽きさせない展開が続きます。
ドリュー・バリモアの衝撃的な早期退場、電話を使った心理的恐怖、そしてホラー映画のルール解説など、随所に散りばめられた工夫が、この作品を何度観ても新しい発見がある傑作に仕上げているのです。
現在は複数の動画配信サービスで視聴可能ですので、まだ観たことがない方はぜひこの機会に視聴してみてください。
ホラー映画が好きな方はもちろん、ミステリやサスペンスが好きな方にもおすすめできる作品ですよ。
シリーズ全6作品が公開されていますので、第1作が気に入ったら、続編もチェックしてみましょう。
あなたも、ゴーストフェイスの恐怖と、シドニーたちの戦いを体験してみてはいかがでしょうか。
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